2019/05/19
令和1年 5月16日（木）
東海村 Ａ様邸 帯塗装（ケレン・下塗り・中塗り・上塗り）の工事内容を紹介します。
帯の材料にも種類があり、木・窒素系・金属・強化プラスチック系に分かれます。
材質により施工方法が多少異なります。
今回の帯は金属系になります。
最初にケレンをし、汚れ・剥がれ・チョーキング・錆をマジックロン・サンドペーパーを使用して落としていきます。
ケレンをしておかないと風化した塗膜を、下塗りで犯してしまい硬化不良・剥がれ・艶斑等の原因にもつながります。
ケレンをした後に、下塗り（錆止め塗料）に入りまます。
刷毛・ローラーを使用し丁寧に塗り込んでいきます。
帯の下塗りに使用する材料は、ＳＫ化研の「マイルドサビガード」です。
マイルドサビガードの特徴は、各種金属下地との密着性・防錆性に優れ人体に有害なクロム・鉛りなどを含まない安全設計になっています。
下塗りを塗装しよく乾燥させたら、中塗りと上塗りを塗装していきます。
同じ材料を2回塗ることにより、美観だけでわなく・艶・対候性・質感をよりよく仕上げるために2回塗る必要があります。
ローラーや刷毛を使用して、斑なく均一に塗装していきます。
帯の中塗り・上塗りに使用する材料は、SＫ化研さんの「クリーンマイルドSI」を使用します。
クリーンマイルドシリコンの特徴は、超低汚染性・超耐久性（耐候形1種に相当する性能）及び、防かび・防藻性に優れ微生物汚染を防ぎ浸透性にも優れ内部結露の防止にも役立ちます。
塗料には、希釈率（シンナーを入れる量）が、定められています。
希釈量を多くしてしまうと、美観を損なうだけでなく・耐候性・汚染性の形成が弱くなります。
塗膜の色斑・剥がれ等も引き起こしやすくなります。
希釈量を守り、施工することで厚みが付き、耐候性・汚染性に優れた塗膜を形成されます。
細かな所などは刷を使用し、大きな面はローラーを使用して均一括・全体に馴染ませるように塗装していきます。
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