外壁塗装のトラブルの中には、「数ヶ月で塗装が剥がれてしまった」ということがありますので、外壁塗装の保証について確認しておくことをおすすめします。
外壁塗装の保証についての知識を取り入れて、万が一の状況に備えておきましょう。
保証の対象
外壁塗装の対象となるのは、一般的に塗料がめくれ上がっていたり、剥がれてしまったり、色が落ちたりしていた場合です。これは十分に乾燥させずに上塗りしてしまった、下地の配合が悪かったなどの原因が考えられ、塗装業者の技術的な問題によって起こります。
そのため、保障期間内に不具合が見つかった場合、無償または少額で補修・塗り直しを行ってくれます。しかし、ひび割れ(クラック)が起きた場合は、外壁塗装ではなく建物の基礎工事や地盤に問題があるため、対象外となることが多いので注意が必要です。
保障期間
外壁塗装の保証期間は、塗装業者や塗料、どの箇所を塗ったかなどによって異なります。一般的には外壁は約5年~7年、基礎部分のモルタル化粧仕上げは約1年~2年、木部や鉄部分は保証がつかないかついても2年程度です。
また、塗料は種類によって耐用年数が変わるので、使った塗料によっても保証期間は変ってきます。ウレタン樹脂塗料の場合は約5年~6年、シリコン樹脂塗料の場合は約7年~8年、フッ素樹脂塗料の場合は約10年といった期間になることが多いです。
塗装業者が賠償保険について
外壁塗装の作業時に、作業員がお客様の所有物を壊してしまったりして、お客様に損害を賠償する必要が生じる場合も絶対ないとは言い切れません。そういった場合、塗装業者が負担する賠償金をカバーする、「請負業者賠償責任保険」と言う保険に加入している塗装業者もあります。
万が一の事故が心配な方は、契約時に依頼する塗装業者が、請負業者賠償責任保険に加入しているかどうか確認しておくのが良いでしょう。
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